バルセロナは27日にラ・リーガ第26節、本拠地カンプ・ノウでのアスレティック・ビルバオ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、コパ・デル・レイでは2-3で敗れたアスレティックへの警戒感を表している。
「彼らがコパから戦い方を変えてくるとは思わない。マルセリーノのプレーアイデアは明確なものだからね。彼はとても素晴らしい仕事を実現する監督だ。明日、私たちはとても厄介な相手と戦うことになるだろう」
バレンシア戦4-1、ナポリ戦4-2と、何よりも得点力が強調されるパフォーマンスで勢いに乗るバルセロナ。チャビ監督は選手の一人として、このチームでプレーしたいかどうかを問われて、次のように返答している。
「このバルサでプレーしてみたいね。私は常にプレーしていたいと思っているし、ベンチでもそんなことを考えている。しかし、私の時間はもう過ぎたんだ」
「これまで批判もあったし、これからだって存在するだろう。自分の立場や役割は分かっているつもりだ。私たちはバルセロナをより大きなものとしたプレーアイデアを取り戻さなくてはいけない。勝つときもそうできないときもあるだろうが、しかし人々はチームとアイデンティティーを通わせなくてはいけない」
「勝ったからといって、今日の私が一番男前というわけではないし、来週だってそうはならないだろう。負ければ、醜い男になるんだよ」
ナポリ戦ではDFジョルディ・アルバの先制点、MFフレンキー・デ・ヨングの追加点とカウンターからの得点が際立ったが、チャビ監督はそれもバルセロナのDNAであること強調する。
「マドリーはカウンターから私たちの不意を突き、私たちはナポリの不意を突いた。それだってDNAだよ。私は、ストイチコフが高い位置を取るDF陣相手にゴールを決めていたことを覚えている。ビジャもアンリもそうやってゴールをきめていた。これはフットボールであり、スペースは利用しなくてはならない」
「チームにまだ改善の余地があるか? 私たちはもっと良くならないといけない。まだ不必要な形でボールを失うことがあるが、ボールを失うことは恥ずべきことなんだ。それでも私がチームを率いてから、確かに良くはなっている。それでも、かなり高いレベルにあるというわけではないし、まだ伸びしろは大きいよ」




