バルセロナはこの冬の移籍市場でストライカーの獲得に動くようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
バイエルン・ミュンヘンに0-3で敗れてチャンピオンズリーグ敗退が決まった直後、ジョアン・ラポルタ会長がこの冬の補強を明言したバルセロナ。『ムンド・デポルティボ』によれば、チャビ・エルナンデス監督は点取り屋の獲得を熱望しており、すでに2選手が候補に挙げられているという。
一人目はマンチェスター・シティFWフェラン・トーレス。ただしバルセロナは、獲得の実現が「とても難しい」と形容しているようだ。その理由は、F・トーレスとシティが2024年まで契約を結んでおり、シティとの交渉が困難を極めるためであるという。それでもバルセロナは、現段階では最大限の夢を描いており、彼のことを獲得候補に入れている様子だ。
二人目の候補は、マンチェスター・ユナイテッドとの契約が今季限りで切れるFWエディソン・カバーニ。来年2月に35歳になるウルグアイ人FWは、年齢は理想的ではないかもしれないが、今季すぐにでもゴールを必要としている切羽詰まった状況で、頼りになることは間違いない。また年俸面についても、厳しい要求をしないことが予想される。
果たして、バルセロナはこの冬に一体誰を獲得するのだろうか。なお『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナが新たな選手を獲得する前には、誰かを放出して人件費と移籍金の減価償却費に余裕をつくる必要があることも記している。
