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チャビ、15歳290日でラ・リーガデビューのラミン・ジャマルは「スペシャルな選手。バルサで一時代を築くかもしれない」

バルセロナは29日のラ・リーガ第32節、本拠地カンプ・ノウでのベティス戦に4-0で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は試合後、1-2で敗れた前節ラージョ・バジェカーノ戦から白星を取り戻したことへの満足感を表している。

バルセロナは前半、DFアンドレアス・クリステンセンが先制点を決めると、ベティスのDFエドガル・ゴンサレスが退場となって数的にも優位に立ち、FWロベルト・レヴァンドフスキ、FWハフィーニャが加点。後半にはMFギド・ロドリゲスのオウンゴールでリードを4点に広げ、2試合ぶりの勝利を手にした。

試合後会見に出席したチャビ監督は、次のような感想を述べている。

「バジェカスでの妥当な敗戦の後、私たちはリアクションを必要としていた。チームは良い形で試合をスタートさせて1-0とし、それから相手に退場者が出た。私たちは前半だけで、ほぼ勝負を決めることができたんだ」

「チームにとって完璧な試合だった。ローテーションもすることができ、目標にまた一歩近づいている」

チャビ監督はこの試合の終盤にFWラミン・ジャマルを起用。ユースチーム所属の同選手は15歳290日と、クラブ最年少でのラ・リーガデビューを果たした。

「彼連係しろ、トライしろと言っていたが、やってくれたよ。彼はスペシャルだ。今日はゴールを決める可能性があったし、チャンスもお膳立てして、勇敢なプレーを見せている。彼はどういう選手であるかを示したんだ。凄まじいポテンシャルの持ち主で、大切な選手になれるだろう」

「メッシやアンス・ファティに似ている? そうだね。彼には恐怖心がない。とても良いラストパスを出していたし、アタッキングサードという難しい場所で才能を発揮することができる。15歳とは思えないよ。練習を見てすでに準備ができていると思えたし、だから起用したんだ」

「彼はほかと一線を画す選手になれる可能性があり、今日はそのことを示している。10分間のプレーだったが、よくやってくれたよ。このクラブで一時代を築く選手になれるかもしれないね」

バルセロナは負傷離脱中だったFWウスマン・デンベレ、クリステンセンが、この試合で復帰を果たしている。

「彼らはスペシャルな選手たちだ。デンベレは良い感じだと言っていた。クリステンセンには解決能力、確実さ、ビルドアップのパス能力がある……。素晴らしい補強だったね。彼らの不在は辛いものがあった。あと足りないのはセルジ・ロベルトだが、数週間で全員を取り戻すことができる」

またラージョ戦で出場停止だったMFセルヒオ・ブスケツは、スルーパスでハフィーニャのゴールをアシストするなど大きな存在感を放った。

「私は彼が根幹的な選手だと何度も言ってきたはずだ。チームが秩序と構造をなくしたのはブシがいないためだった」

「どうかクラブに残ってほしい。すべては彼次第だ」

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