バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が来シーズン以降もクラブを率いることになりそうだ。
2021年11月にロナルド・クーマンの後任として現役時代の大半を過ごしたバルセロナに帰還したチャビ監督。古巣復帰後最初のフルシーズンとなった2022-23シーズンには4シーズンぶりのラ・リーガ優勝をクラブにもたらした。
しかし、チャビ監督はチームがピッチ上で思うようなパフォーマンスを示せない時期が続いた1月に今シーズンいっぱいでの退任を発表。すると、「解放された」と明かした指揮官の下でチームは復調し、チャンピオンズリーグで4シーズンぶりの準々決勝進出を果たすなど、好成績を収めている。
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この躍進を受け、先日からチャビ監督が今シーズンいっぱいでの退任の決断を撤回する可能性が浮上。イギリス『BBC』などに寄稿するスペイン人ジャーナリストのギレム・バラゲ氏によると、同指揮官は現行契約が満了を迎える2025年夏まで残留することが濃厚に。また、24日にジョアン・ラポルタ会長宅で話し合いが行われたりと、クラブが同指揮官の残留を求めていることが明白になったようだ。
また、『ESPN』もチャビ監督が今夏の退任を撤回して、来シーズン以降もバルセロナの指揮官としてチームを率いることに合意したと伝えている。
ただし、チャビ監督が2024-25シーズンでバルセロナを立て直すことができなければ、クラブはジョゼップ・グアルディオラ監督やルイス・エンリケ監督、ミケル・アルテタ監督といった各クラブで契約満了を迎えるビッグネームの招聘を目指す可能性があると伝えられている。