バルセロナはチャビ・エルナンデス監督の後任指揮官として、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督を候補に挙げているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今季限りでチャビ監督の退任が決定したバルセロナ。任期があと2年となっているジョアン・ラポルタ会長は、次期監督の招聘について絶対に間違いを犯せないと考えているようだが、同クラブの強化部門は最も適当な人物の一人としてデ・ゼルビ監督の名が挙げているという。
ラポルタ会長および強化部門は、欧州リーグですでに実績を残している、または経験を積んでいる監督を求めており、バルセロナがレンタル元のFWアンス・ファティ、また日本代表MF三笘薫も在籍するブライトンの指揮官はその条件に当てはまっているとのこと。なおブライトンはデ・ゼルビ監督と2026年まで契約を結んでいるが、現在の契約解除金2000万ユーロを2倍に引き上げることを目指して、契約を1年延長することを望んでいるとされる。
『マルカ』はまた、バルセロナがデ・ゼルビ監督のほかアーセナルのミケル・アルテタ監督のこともピックアップしていると報道。アルテタ監督はバルセロナの下部組織で選手として成長し、ジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督のコーチングスタッフを務めた経験もあるなど、“バルサのDNA”を有している。同紙によれば、バルセロナはそのほかにも候補者を挙げているようだが、現時点においてはデ・ゼルビ監督とアルテタ監督を有力候補にしているようだ。
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