BarcelonaGetty Images

チャビ・バルセロナ、4試合目でついに初黒星…スペイン人得点王フアンミの餌食となりベティスに0-1敗戦

バルセロナは4日にラ・リーガ第15節、本拠地カンプ・ノウでのベティス戦に臨み、0-1で試合を落とした。

前節ビジャレアル戦でアウェー初勝利&初の2連勝を達成したバルセロナ。チャビ監督が率いるようになってから、フットボール面はまだ改善の余地がありながら、あふれんばかりの士気でもって結果を出している。

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このベティス戦でも、流れはこれまでの試合と同じだった。チャビ監督率いるチームは立ち上がりにボールを保持して攻勢に出た。が、その勢いはまたも徐々に低下していき、ベティスに主導権を握られてしまう。それでもテア・シュテーゲンの好守もあって、スコアレスで試合を折り返した。なお前半の途中にはガビが脳震盪を起こしてプレー続行不可能となり、代わりにリキ・プッチが投入されている。

後半になってもベティスが優位に試合を進める状況は変わらず。表情が曇り続けていたチャビ監督は58分に交代カードを切り、ニコとコウチーニョを下げてデンベレとフレンキー・デ・ヨングを投入する。すると、これもまたいつもの流れ通りではあるが、デンベレの猛然としたドリブル、シュートによってバルセロナは再び活気づいた。しかし79分、前がかりになっていたところをベティスに刺された……。ロングボールからカナレスが一気にペナルティーエリア内に侵入し、フェイントでF・デ・ヨングをかわすとすぐ横のギドにつなげ、最後はそのさらに横を走っていたフアンミがネットを揺らした。前節キャリア初のハットトリックを達成したフアンミは、これが今季ラ・リーガ9得点目。スペイン人得点ランクの首位を快走している。

失点したバルセロナはその後、ラングレとピケをルーク・デ・ヨングとアブデに代えて何とか打開を図ろうとしたが、結局同点ゴールは奪えず。ここまで2勝1分けとパフォーマンスはともかく結果は出ていたチャビ監督だが、4試合目でついにつまずくことになった。

連勝がストップしたバルセロナは、勝ち点を23までしか伸ばせず暫定で7位に位置している。

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