8日のラ・リーガ第16節、バルセロナは敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦に1-0で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は試合後、苦しみながら手にしたこの勝利に大きな価値を見出している。
序盤に主導権を握り、22分にFWウスマン・デンベレが先制点を決めたバルセロナだが、その後に停滞。アトレティコの攻勢に遭いつつ、手堅い守備を見せて虎の子の1点を守り切る形で勝利を手にした。
チャビ監督は試合後、自チームのパフォーマンスが決して良質なものではなかったことを認めながらも、2位レアル・マドリーに勝ち点3差をつけたこの勝利を喜んだ。
「最初の30分間は良かった。私たちが試合をコントロールし、ゴールについても中央の数的優位性から生まれている。黄金の勝ち点3だ。私たちは苦しみに耐える術を知っていたんだよ。無失点を維持することは重要だ」
「今日の試合は私たちに教えてくれたんだ。良いプレーを見せなくても勝てるのだと。エスパニョール戦は良いプレーを見せて勝てなかった。今日、私たちは苦しみ抜き、守り抜いて、首位を保つ、士気を上げる勝ち点3を獲得したんだよ」
「私たちはバックパスを乱用してしまった。もっと前に向かってプレーしなくてはならないが、それでも私たちは素晴らしい試合を演じた。何よりも守備面でね」
「この勝利は勝ち点3だけじゃない。私たちの士気を大きく上げてくれる。私たちは難しいピッチで苦しんだ。私はチームのことを誇りに思う。ダービーやインテルシティ戦のように極上のプレーを見せたわけでもないが、勝利をつかむことができた。ラ・リーガ優勝候補となる上で一撃を見舞ってやったんだ」




