バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、チームへ奮起を促している。
20日に行われたラ・リーガ第18節で、アルメリアとホームで対戦したバルセロナ。最下位との対戦となったが、71分までに互いに2点を取り合う接戦に。それでも終盤にセルジ・ロベルトが決勝弾を奪い、3-2で勝利を飾っている。
公式戦3試合勝利がなく(1分け2敗)、また試合内容からも現地スペインで批判が相次いでいたバルセロナ。アルメリア戦で4試合ぶりの勝利を飾ったが、チャビ監督はチームの姿勢に未だ満足していないようだ。会見では、以下のように語った。
「前半は受け入れがたいものだった。私の責任であり、これは二度と起きないだろう。プレッシャーも攻撃的ではない姿勢も容認できない。動物のように走るか、そうじゃないかだ」
「2010年のバルセロナはいない。昨季の我々はアグレッシブで魂があった。だが、今は全力を尽くせていない。すべてのボールに対して戦わなければ、何も得られないんだ。目を覚まさなければならない。魂を持ってね」
「1人の選手をターゲットにすることはできない。一般的にそうだ。動物のように働かなければならない」
その一方で、「今はもう怒ってはいない。チームに魂が欠けていたことに不満を言っているんだ。選手たちはプレッシャーを感じているが、もっと厳しく要求しなければいけないんだ。だが、同時に彼らを守らなければならない」とし、選手の奮起を促している。




