バルセロナは、チャビ・エルナンデス監督に来季も続投するように説得する考えのようだ。
昨季チャビ監督の下でラ・リーガ優勝を達成したバルセロナ。しかし、迎えた今季は中盤戦まで苦しい戦いが続くと、1月27日のビジャレアル戦(3-5)後の会見で指揮官自身が今季限りでの退任を明言した。しかし、チームはその後の公式戦で無敗を維持。チャンピオンズリーグでは準々決勝に駒を進め、ラ・リーガでは直近5試合連続クリーンシートで4勝1分けと絶好調を維持している。
首位のレアル・マドリー(1試合未消化)とは5ポイント差であり、逆転優勝への望みを繋いでいるバルセロナ。そしてラファ・ユステ副会長は、来季以降もチャビ監督に指揮を託したい考えのようだ。『GOAL』グローバルが伝えている。
「チャビを説得するつもりだよ。彼個人の決断だけどね。まだリーグ戦は残っているし、チャンピオンズリーグもある……我々は彼に楽しんでもらいたいんだ。私は彼が続けてくれることを願っているよ。我々が話しているのは1~2シーズンのプロジェクトではないからね」
なお副会長の発言に対して問われたチャビ監督は、ラス・パルマス戦(1-0)後の会見で「彼は友人であり、大好きだよ。だが、それ以上はなにもない。少なくとも、監督を解任するよりは良いシナリオだろうね」とコメントするにとどめている。




