バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモは、ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ『FRIENDLY MATCH』への出場にあたってコメントを寄せてくれた。
昨季のラ・リーガ優勝を達成したバルセロナ。今夏にはGKジョアン・ガルシアやFWマーカス・ラッシュフォードといった即戦力を獲得してチームを強化し、紆余曲折あったがヴィッセル神戸との試合を行うために来日を果たしている。
そんなバルセロナのメンバーの一員として、来日したダニ・オルモ。2021年にはスペイン代表として東京オリンピックで銀メダルを獲得した27歳だが、「あれが初めての日本を訪れた時だった。スペイン代表チームで経験したすべての出来事、そして銀メダル獲得は、僕にとって忘れられない経験になったよ。いつまでも誇りとして心に刻まれるね。あの瞬間から、この国は僕の心の中で特別な場所であり続けると確信した。今日、バルサの一員としてここにいられることにワクワクしているよ」と二度目の来日を喜んでいる。そして、日本の文化についても続けた。
「日本には本当にユニークなものがたくさんあるね。それは素晴らしい組織力や心に深く根付いたリスペクトの感覚だけじゃなくて、伝統とモダニズムが隅々まで融合している点もそうだ。街の調和が真の安らぎを与えてくれる」
「日本食といえば、お寿司が大好きだよ。スペインでもパートナーや友人とよく食べている。また日本でお寿司を食べたいと思っていたんだ。オリンピックの時に食べたけど、本当においしかった」
「もう1つ心から尊敬しているのは、ここのみんなが情熱と規律を持って生きていること。スポーツだけじゃなくて日常生活にも、深いリスペクトの文化が息づいている」
「またアニメで言うと、子供の頃は『キャプテン翼』をよく観ていたよ。テレビ放送を観るために毎朝早起きしたね。彼らのシュートを真似するのが大好きだった」
そして、「日本に来るのはいつだって特別だ。プロ選手として銀メダルを獲得した国であり、来るたびに新しいことを学べる国だ。日本のファンのみんなと、このツアーを心から楽しめると確信している」とし、ヴィッセル神戸との一戦を楽しみにしていることを明かした。


