Barcelona Villarreal 27092020Getty

クーマン新監督率いるバルセロナがビジャレアルに4発快勝…久保建英は途中出場で確かな存在感放つ

27日のラ・リーガ第3節、カンプ・ノウでのバルセロナ対ビジャレアルは4-0でバルセロナが勝利を収めた。ビジャレアルMF久保建英は3戦連続でベンチスタートとなり、74分から出場している。

メッシ退団騒動、会長不信任案投票の申し立て、ルイス・スアレス退団と様々な喧騒に包まれたバルセロナだが、少なくともピッチ上ではポジティブな感触を得られている。GKネト、DFセルジ・ロベルト、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFブスケッツ、フレンキー・デ・ヨング、グリーズマン、コウチーニョ、アンス・ファティ、FWメッシをスタメンとして4ー2ー3ー1の新システムを使用するクーマン監督率いるチームは、エメリ監督のビジャレアルを前半から圧倒した。

バルセロナはハイプレスを徹底させたポゼッションフットボールによって、4-4-2のビジャレアルを自陣に追いやる。その中でも輝きを放っていたのは左サイドで深みを取るA・ファティで、前半はこの17歳FWのリサイタルとなった。先制点が決まったのは15分のこと。ラングレのフィードからジョルディ・アルバが左サイドを突破。送られたグラウンダーのクロスに走り込んできたアンス・ファティが巧みに右足インサイドで合わせて、GKアセンホを破っている。

バルセロナの今季公式戦初ゴールを記録したA・ファティは、20分に2点目も物にする。コウチーニョが中盤に空いた広大なスペースをドリブルで駆け上がってスルーパスを送り、ペナルティーエリア内左でこのボールを受けたスペイン代表FWが、その年齢に似合わぬ冷静さでもってシュートを突き刺している。

A・ファティのリサイタルはまだ終わらない。34分にはペナルティーエリア内左で縦に突破しようとしたところ、マリオに倒されてPKまで奪取。PKキッカーのメッシが、枠の左にシュートを突き刺した。メッシはゴール直後にガッツポーズを見せ、駆け寄ってきたブスケッツらチームメートと笑顔で抱擁を交わして、モチベーションについての心配を払拭。さらに45分には、ペナルティーエリア手前からエリア内に走り込んだブスケッツに浮き球のパスを送って、パウのオウンゴールを誘発する活躍も見せている。

ハーフタイム、エメリ監督はパコ・アルカセル、コクランをイボラ、マヌ・トリゲロスと交代。4-5-1にシステムを変更して中盤の人数を増やした。一方のクーマン監督は70分にグリーズマン、A・ファティとの交代でデンベレ、ペドリをピッチに立たせている。

ビジャレアルのボール保持も許して速攻からも追加点を狙うバルセロナは72分、メッシがヘディングシュートでゴールをうかがうも、これは枠の右に外れる。対してエメリ監督は74分、チュクウェゼをピッチから下げて久保を投入。日本人FWはチュクウェゼが務めていた右サイドハーフをそのまま引き継いでいる。

久保は最初、ほぼボールが回ってこない状況が続いたが、80分を過ぎてから頻繁に見せ場をつくり始めた。まず81分、ペナルティーエリア内右でマリオからボールを受けると、右足で中央に横パスを送った。が、このボールは精度を欠いてネトに弾かれてしまう。またその1分後には、自らのボールの持ち上がりによる展開から、エストゥピニャンの折り返しに反応してシュートを打とうとしたが、惜しくも合わせることができなかった。

久保はさらに85分、ペナルティーエリア内右でボールを保持して意表を突くタイミングのパスを中央のM・トリゲロスに送ったが、M・トリゲロスはシュートまで持ち込むことができず。ま89分にはエリア内右から強烈な左足のシュートを放ったが、これはまたもネトに弾かれている。ビジャレアルはこの時間帯、間違いなく久保が攻撃の起点になっていた。

後半は結局、スコアが動くことなく終了のホイッスル。バルセロナが今季初戦を白星で飾り、ビジャレアルは第3節までの成績を1勝1分け1敗とした。

■試合結果
バルセロナ 4-0 ビジャレアル

■得点者
バルセロナ:アンス・ファティ(15分、20分)、メッシ(35分)、パウ・トーレス(45分)

久保建英|最新情報、スタッツ、ニュース一覧

▶ラ・リーガ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】

広告
0