バルセロナは7日にチャンピオンズリーグ・グループC第1節、本拠地カンプ・ノウでのヴィクトリア・プルゼニ戦に臨み、5-1の大勝を飾った。
「目標はタイトル獲得だ。なぜチャンピオンズを勝ち取れないと言うんだ? 夢を見るのはタダだろう」。近年、欧州最高峰の大会で悪夢ばかり見てきたバルセロナが、前日会見でそんな風に語っていたチャビ監督と、彼の要望によって手にした豪華布陣とともにビッグイヤーへの歩みをスタートさせた。同指揮官は第一戦のスタメンにGKテア・シュテーゲン、DFセルジ・ロベルト、クリステンセン、クンデ、ジョルディ・アルバ、MFケシエ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、FWデンベレ、レヴァンドフスキ、アンス・ファティを起用している。
バルセロナは前半からプルゼニを圧倒。ボールを保持し、デンベレが鋭いドリブルで相手の守備網を幾度も切り裂くと、13分にセットプレーから先制点を獲得した。デンベレの右CKをペナルティーアーク近くのクンデが頭で折り返すと、ケシエも頭を使って地面に叩きつけるシュートで枠内に収めている。
バルセロナの勢いは先制後も衰えず、20分に加点。S・ロベルトがライン間で前を向いてドリブルし、ペナルティーエリア手前のレヴァンドフスキに縦パス。レヴィは最初からシュートを意識したような左足のトラップから流れるような動きで右足でボールを叩き、これを枠内右に沈めた。
バルセロナはその後ペドリやA・ファティが決定機を決め切れず、44分にはヤン・シコラにヘディングシュートで1点を返されたものの、前半アディショナルタイム3分に再度リードを2点に広げる。敵陣深く、デンベレがその長い足を生かしたスラディングでボールを奪うと、そのままファーサイドにクロス。そこでフリーとなっていたレヴァンドフスキが、倒れ込みながらヘディングシュートを放ち、この日2点目を決めた。バルセロナの新エースは、加入後5試合で7得点を記録している。
ハーフタイム、チャビ監督はS・ロベルトとの交代でピケを投入。迎えた後半もバルセロナはデンベレとレヴァンドフスキを中心とした攻撃でプラゼニを押し込んでいく。66分、チャビ監督はA・ファティも下げてフェラン・トーレスもピッチに立たせたが、その1分後にフェランのアシストからレヴァンドフスキのこの試合3点目、5試合8得点目が決まった。最前線に位置したフェランのバックパスに反応して、ペナルティーアーク付近に飛び込んできたレヴィは、右足インサイドでダイレクトシュート。グラウンダーのボールが見事枠内に転がった。
バルセロナはさらに71分、今度はデンベレの浮き球から最終ラインを抜け出したフェランもゴールを決め、ダメ押し。大量5得点で、チャンピオンズ優勝に向けた一歩を踏んだ。バイエルン・ミュンヘン、インテルと同居する死のグループだけに、貴重な勝ち点3を獲得している。
