UmtitiGetty Images

バルセロナ、放出候補だったウンティティと逆に契約延長!今後1年半の給与削減によってフェラン・トーレスの登録が可能に

バルセロナは10日、DFサミュエル・ウンティティ(28)との契約を3年間延長したことを発表した。新契約は2026年まで。

今季の出場数はわずか1試合で、昨夏に続きこの冬の移籍市場での放出候補と報じられてきたウンティティ。バルセロナが同選手の放出を目指していたとされる理由は、FWフェラン・トーレスを選手登録するための人件費削減だったが、逆に契約を延長することでその目的を達成するようだ。

バルセロナはウンテイティとの契約を3年間延長したことを発表するとともに、同選手が今後1年半の内に受け取るはずだった給与額の引き下げに合意したと報告。ウンティティに支払う総額は前契約を上回ることなく契約年数だけを伸ばし、これによって人件費に余裕ができるため、フェラン・トーレスの選手登録が可能になったという。

なおウンティティは2016年のバルセロナ加入当時、同クラブでのプレーが夢であると公言し、新型コロナウイルスのパンデミックでは最初に給与削減を受け入れるなど、常に協力的な姿勢を示してきた。だが、そんな同選手も放出だけは受け入れられず、今後もバルセロナでプレーし続けるという夢を叶えるため、奮闘する覚悟のようだ。

ウンティティは新契約をまっとうすれば、バルセロナに10年在籍することになる。

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