ceferin laportaGetty Images

UEFA会長、バルセロナの審判買収疑惑に見解「状況は極めて深刻」「ラ・リーガでは時効でもUEFAは違う」

UEFA(欧州フットボール連盟)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について言及した。「状況は極めて深刻」との見解を示している。

バルセロナは2001年から2018年まで、当時の審判技術委員会(CTA)副会長エンリケス・ネグレイラ氏の所有会社に対してレフェリング分析などを名目に約700万ユーロを支払っていたことで、審判買収の疑いで検察当局から起訴されている。そしてUEFA倫理・規律委員会もこの疑惑に関して調査に乗り出しており、欧州カップ戦から追放される可能性なども取り沙汰される事態となった。

そうした中でチェフェリン会長はスロベニア『エキパ』とのインタビューに応じ、私見を述べている。UEFA倫理・規律委員会が独立機関であり、自身が調査などに関与していないことを強調しながらも、ここまでに明らかになっている内容を重く受け止めている様子だ。

「その件については、2つの理由で直接的なコメントができない。一つ目は、規律委員会が独立した機関であるため。二つ目は、私がその事件の詳細まで扱っていないからだ。しかし何かしら言えることはある。情報を聞く限り、状況は極めて深刻だ」

「私の意見においては、これまでに自分が目にしてきたフットボールの出来事において、最も深刻な内容の一つだ。ラ・リーガはこの件について、時効であるために対抗する手段を持ち得ない。しかしスペインの検察が手続きを行なっている。そしてUEFAにおいては、何も時効にはなっていないんだ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0