バルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、1月にトルコ移籍の可能性があるようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
7月の背中の手術による長期離脱を経て、11月初旬から個人トレーニングを再開しているKテア・シュテーゲン。年内にチームトレーニングに復帰できるとの期待が高まっているが、バルセロナでプレーするかどうかは不透明となっている。
『スポルト』によると、バルセロナはベシクタシュからテア・シュテーゲンへの最初のオファーを受け取ったようだ。今冬に半年間のレンタル移籍、さらに800万ユーロ(約14億5000万円)の買い取りオプションも検討されているという。また、ベシクタシュは33歳GKのシーズン後半の給与全額を負担する用意もあると報じられている。
また同メディアは、バルセロナにとっては「財政的に有利な契約」と指摘。テア・シュテーゲンの高額な年俸は財政難に苦しむクラブにとって負担となっており、1月の移籍は本人に決定を委ねる考えのようだ。
一方のテア・シュテーゲンは、来年のワールドカップ出場を目指して出場機会を熱望している模様。ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は最近、「冬の移籍市場は決して容易なものではない。彼がトップクラブでプレーしなければならないと言っているのではない。もし出場するなら、それなりに良いプレーができれば良い。それは事実の一部だ」と語っている。しかし、バルセロナではジョアン・ガルシアやヴォイチェフ・シュチェスニーより序列が下とみられているようだ。今後の動向に注目が集まっている。




