バルセロナはGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(33)の放出を望んでいるのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。
バルセロナは今夏の移籍市場で、エスパニョールGKジョアン・ガルシア(24)の獲得が確実視されている状況。契約解除金2500万ユーロを支払い、来週にも加入を正式にアナウンスするとみられている。
今季ラ・リーガで衝撃的なパフォーマンスを見せたジョアン・ガルシアの獲得で、バルセロナのGK事情はずいぶんと変わりそうだ。『マルカ』によれば、バルセロナはジョアン・ガルシアを第1GK、契約延長間近とされるヴォイチェス・シュチェスニーを第2GKに据える構想という。そしてイニャキ・ペーニャに加え、これまで正GKとしてバルセロナのゴールを守り、主将も務めているT・シュテーゲンの退団を望んでいるとのことだ。
現在も財政難で、ラ・リーガのサラリーキャップに苦しむバルセロナは、T・シュテーゲンの退団によって人件費の負担を大きく減らせると考えている模様。ただしT・シュテーゲン本人は、数日前に「来季も自分がバルセロナにいると分かっている」と話すなど、バルセロナに残留する意思を強調し続けている。
『マルカ』曰く、バルセロナはデコSD(スポーツダイレクター)が数日中にドイツ代表GKと話し合い、来季出場を保証できないことを通達する予定という。バルセロナはその通達が、同選手の「退団検討を後押しすることになると信じている」模様だ。


