Ter stegenGetty Images

バルセロナが守護神テア・シュテーゲンの長期離脱を発表…代役は第2GKペーニャ、それとも無所属の選手を獲得か?

バルセロナは23日、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(32)が重傷を負ったことを発表した。

T・シュテーゲンは22日のラ・リーガ第6節、敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦(5-1)の前半終了間際に負傷。ジャンプからの着地に失敗して右ひざを痛めると、その様子を見ていたバルセロナのチームメートらが、すぐに医療班をピッチに呼び込んだ。ドイツ人GKは両手で顔を覆いながら担架で運ばれ、そのまま病院へ直行している。

スペインメディアでは膝蓋腱を断裂した可能性が報じられたが、クラブは翌日に検査結果が同箇所の完全断裂であったと発表。完治までに8カ月間を要することになり、今季中の復帰は絶望的となった。

T・シュテーゲンは今季ラ・リーガで6戦全勝を果たしているバルセロナで守護神として君臨。好守を連発しているほか、優れた足元の技術でビルドアップにも大きく関わる。長期離脱は、好調を貫くハンジ・フリック監督のチームにとって大きな痛手となった。

なおバルセロナはFIFAの規約によって、移籍期間外ではあるが現在フリーのGKを獲得することが可能に。またラ・リーガの規約によって、そのGKの人件費としては、テア・シュテーゲンの年俸の80%分を充てることができる。

バルセロナが第2GKのイニャキ・ペーニャを登用するのか、それとも新たなGKを獲得するのかは不明。現在フリーの選手としてはケイロール・ナバス(37)、ジョルディ・マシップ(35)、エドガル・バディア(32)、ジリ・パブレンカ(32)、ロリス・カリウス(31)、トマーシュ・ヴァツリーク(35)、エトリト・ベリシャ(35)、トマシュ・コウベク(32)、アレクサンドル・ルトゥリエ(33)、コスタス・ランプルー(33)らがおり、また元バルセロナのクラウディオ・ブラーボ(41)も「もしバルセロナが呼んでくれるならば、行くよ」と立候補をしている。

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