Ter stegen LaportaGetty Images

テア・シュテーゲンと和解も…バルセロナ、新選手登録に暗雲?ラ・リーガの「長期離脱」認定届かずか

バルセロナ内部では、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのメディカルレポートに不安が広がっているようだ。

これまでバルセロナで422試合に出場し、チャンピオンズリーグ制覇や6度のラ・リーガ優勝を経験してきたテア・シュテーゲン。昨季からは主将も務めていたが、7日にバルセロナがその座を一時的に剥奪すると発表した。その理由として『The Athletic』など複数メディアは、テア・シュテーゲン側がラ・リーガが定める「長期離脱」の承認に必要とされるメディカルレポートの提出を拒否したためと指摘。4カ月以上の「長期離脱」と認定された場合、該当選手の給与の80%を新選手登録に充てることが可能だが、これには第三者機関による認定が必須であった。

その後テア・シュテーゲン側がメディカルレポートの提出を認めたため、バルセロナ側と和解し、キャプテンに復帰したことが発表された。クラブはこれで新加入GKジョアン・ガルシアの登録を見込んでいたようだが、暗雲が立ち込めているという。

『RAC』や『カタルーニャ・ラジオ』によると、バルセロナは12日夜にラ・リーガのメディカル部門へテア・シュテーゲンのメディカルレポートを提出。担当者はレポートの内容が複雑ではないため、すぐさま問題を解決できると予想していたようだ。しかし現時点で連絡はなく、クラブ事務局には不安が広がっていると伝えられている。

また『as』によると、ラ・リーガのメディカル部門がバルセロナのレポートに異議を唱えた場合、「長期離脱」の登録が停止される可能性があると指摘。バルセロナは依然として承認に楽観的なようだが、今回のレポートが認められない場合、ジョアン・ガルシアの登録は別の方法を探すことが必要になるようだ。16日にはマジョルカとのラ・リーガ開幕戦を控えているが、今後の動向に注目が集まっている。

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