ter stegenGetty Images

「僕の負傷が選手登録に使われたという主張はアンフェア」 バルセロナ主将剥奪のテア・シュテーゲンがSNSで主張

バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、主将剝奪の翌日に自身の主張を綴った。

2014年からバルセロナでプレーするテア・シュテーゲンは、近年チームの守護神として活躍。在籍10年目となった2024-25シーズンからは退団したセルジ・ロベルトの後任としてチームキャプテンに任命された。しかし、昨シーズンの大部分を負傷で欠場し、さらに今夏には背中の手術を受けて3カ月を離脱すると発表した。

一方のバルセロナは、エスパニョールからジョアン・ガルシアを獲得し、ヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約延長も行ったことから、テア・シュテーゲンは3番手GKに降格。今夏には移籍の可能性も浮上しているが、現時点で目立った動きはない。

そんなバルセロナとテア・シュテーゲンは先日から対立。サラリーキャップの空きを作って他の選手を登録するために、クラブは負傷に関する情報をラ・リーガと共有する書類にサインすることを求めたが、選手がこれを拒否。これを受け、クラブは7日に一時的にテア・シュテーゲンからチームキャプテンの座を剥奪したことを決め、さらに法的措置を検討するとも伝えられていた。

主将剥奪決定の翌8日、テア・シュテーゲンは自身のソーシャルメディアで声明を発表。その中で「身体的にも、個人的にもこの数カ月間は僕にとって難しいものだった。僕が一番に考えていることはいつだってピッチに戻ってチームを助けることだ」と綴り、以下に続けた。

「手術を受ける判断は、僕の長期的なキャリアを守ることを目的にメディカルスタッフにより下され、クラブによって承認されたものだ。たくさんの根拠のない憶測が出ている。クラブのすべての契約や契約更新は僕の手術の前に完了していたことを僕は明らかにしたい。僕の負傷が他の選手の登録のために使用されたという主張はアンフェアだ」

「僕はいつだってプロ意識と敬意をもって振舞ってきた。バルサを、この街を、そしてファンを深く愛している。クラブへの僕の献身性は絶対的なものだ。建設的にこの状況を解決するためにクラブ首脳陣に協力する準備はできている。これから多くのことが変わるかもしれないけど、1つだけ絶対に変わらないものがある。それは僕が君たち、クレを愛しているということだ!」

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