Barcelona SpotifyGetty Images

バルセロナ、Spotifyとの契約合意がソシオに承認される…本拠地の名称は「Spotify・カンプ・ノウ」に!

バルセロナは3日にソシオ(クラブ会員)の臨時総会を開き、音楽ストリーミングサービスSpotifyとのスポンサー契約合意について承認を受けた

Spotifyとの契約の是非について906人の代表者が投票した結果、賛成が625票、反対が49票、無効が27票となり、賛成率85%で承認されている。これによりバルセロナ男女チームのユニフォームが4年間、練習着が3年間、胸にSpotifyの企業名を入れることになった。そしてSpotifyはバルセロナの本拠地カンプ・ノウのネーミングライツも取得し、今後12年間、同スタジアムはSpotify・カンプ・ノウと呼称されることになる。

ジョアン・ラポルタ会長率いるバルセロナ幹部陣は、この総会でもSpotifyと合意した金額について詳細を明かさなかった。しかし『スポルト』と『ムンド・デポルティボ』によれば、バルセロナはSpotifyとのユニフォーム胸スポンサー契約で年間5750万ユーロ、達成が容易なインセンティブ250万ユーロ含めれば合計6000万ユーロを受け取り、4年契約で総額2億4000万ユーロを手にすることになるようだ。また練習着のスポンサー契約については、年間500万ユーロの3年契約になるとのこと。

その一方でネーミングライツについては、『RAC1』によればカンプ・ノウの全面改修が終了するまでの4年間は毎年500万ユーロを受け取り、改修後は年間2000万ユーロ、8年間で総額1億6000万ユーロを受け取るとのことだ。ちなみに今季まで胸スポンサー契約を結ぶ楽天は、バルセロナに年間5500万ユーロを支払っていたとされている。

なおラポルタ会長らの説明によれば、Spotifyのアプリケーションは今後カタルーニャ語にも対応する予定で、バルセロナのソシオやペーニャ(公式応援グループ)はSpotifyの特別割引を享受できるとのことだ。

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