BarcelonaGetty Images

チャビ・バルセロナ、10人のセビージャと1-1引き分け…CL出場圏4位には届かず年内最終戦を終える

21日にラ・リーガ第4節延期分セビージャ対バルセロナがサンチェス・ピスフアンで行われ、1-1のドローで終了した。

勝利すれば首位レアル・マドリーとの勝ち点差を3まで縮められるセビージャと、勝利すればチャンピオンズリーグ出場圏4位以内に入ることのできるバルセロナ。ラ・リーガ最高の名曲と名高いセビージャ100周年イムノの大合唱後にキックオフを迎えた試合は、チャビ監督のバルセロナがロペテギ監督のセビージャにポゼッション率で勝った。

ただし、セビージャ相手にボールを保持したとはいえ、バルセロナは明確な決定機まで創出することができず。対するセビージャは速攻からよりゴールに迫る感覚を与えていた。そして32分、ホームチームが先制点を獲得。ラキティッチの右CK。ペナルティーエリア中央に素早く送られたグラウンダーのクロスからパプが右足のダイレクトシュートでテア・シュテーゲンを破った。ラキティッチの迷いのないクロスに、パプのファーからニアに近づく迷いのない動き出しにシュートと、予め練習していたであろうセットプレーだった。

ビハインドを負ったバルセロナは右ウィングのデンベレを中心に反撃を仕掛けると、前半アディショナルタイム1分にこちらもCKからゴールを獲得。デンベレのクロスからアラウホが打点の高い、力強いヘディングシュートをGKボノが守るゴールに叩き込んでいる。激しい雨の中で行われている試合は、1-1で折り返しを迎えた。

やや雨足が弱まった後半はセビージャもポゼッション率を引き上げ、より均衡した展開となった。が、64分にクンデがジョルディ・アルバとやり合った際、ボールを投げて顔にぶつけてしまい一発退場に。バルセロナが数的優位に立った。チャビ監督は73分、ジュグラをニコ、また痛めていたエリック・ガルシアをラングレと交代させる。

その後はバルセロナの一方的ペースに。80分にはアブデの折り返しからガビがヘディングシュートでゴールを急襲したが、これはわずかに枠の左に外れる。その4分後には、デンベレがこの試合何度も繰り返している左足で対角線上を狙ったシュートをもう一度放ったが、こちらはポストに当たった。結局、スコアは1-1から動くことなく、勝ち点1を分け合っている。

この結果、2位セビージャは首位レアル・マドリーとの差を5までしか縮められず。一方のバルセロナは勝ち点28で7位に位置し、4位ラージョとの勝ち点差を2として2021年最終戦を終えている。

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