バルセロナの主将MFセルジ・ロベルトは、今季終了後にメジャー・リーグ・サッカー(MLS)に移籍することを考慮しているという。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
チャビ・エルナンデス監督にそのユーティリティー性とベテランとしてのメンタリティーを買われるS・ロベルトは、今年3月に低年俸ながらもバルセロナとの契約を2024年まで延長。だが今季の先発数は11試合中2試合で出場時間はチーム16番目の224分と、中盤に怪我人が続出してる状況でもピッチに立つ時間は限られている。
現在31歳のバルセロナ主将は、こうした状況を受けて2023-24シーズン終了後に2025年コパ・アメリカ、2026年ワールドカップ開催(メキシコ&カナダと共催)で盛り上がるアメリカへ渡ることを考え始めているようだ。
セルジ・ロベルトはこれまでに何度かアメリカへの愛情を語ったことがあり、とりわけニューヨークへの思い入れが強いようだ。『ムンド・デポルティボ』は英語にも堪能な同選手が、何ら問題がなくアメリカに適応できるとの見解を示している。
なお現在MLSではインテル・マイアミにFWリオネル・メッシ、MFセルヒオ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバ、ロサンゼルス・ギャラクシーにMFリキ・プッチ、MFオリオル・ロセイ、ロサンゼルスFCにMFイジェ・サンチェス、スポルティング・カンザスシティにDFアンドレス・フォンタスと、元バルセロナの選手が多数在籍している。バルセロナのトップチーム主将も、彼らに続くことになるのだろうか。


