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「ブラジルの農場に帰ろうかと…」バルセロナで苦しんだ19歳FWロケ、当時の「本当に難しい」心境を明かす

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レアル・ベティスにレンタルで加入中のFWヴィトール・ロケは、バルセロナ時代を振り返った。

アトレチコ・パラナエンセでの大活躍が世界中の注目を集めると、3500万ユーロ(約55億円)とされる移籍金でバルセロナ加入が決定したロケ。そして今年1月に当初の予定より早くスペインの名門クラブへと合流したが、出場した公式戦16試合中15試合がベンチスタートに。結果を残せず苦しむと、ハンジ・フリック監督が就任した今季も構想外となり、ベティスへとレンタルで加入することとなっている。

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大きな期待を受けてバルセロナに加入するも、厳しい経験を味わったロケ。『ESPN』で当時を振り返り、難しい心境を明かした。

「(ブラジルの)農場に戻って、誰にも気にされずに静かに暮らしたいとも思ったんだ。時々本当に難しかったから……プレッシャーは大きいよ。それでも前に進み、メンタリティを持ち、謙虚に仕事を続けていくことが重要だ。少しずつ幸福感と自信を取り戻しているよ」

なお、バルセロナはロケの契約に5億ユーロ(約793億円)の契約解除金を設定。これも大きな話題を呼んだが、19歳FWは「うまくいくかどうか、すでにとても不安だったんだ」と語っている。

「プレッシャーが生まれたのは、彼らが僕を獲得するのに支払った金額から来る代償だと思う。近年では非常に高額な投資だったからね。僕は状況を解決するために準備が完璧じゃなかったし、望んでいたやり方でチームを助けることもできなかった。適応する時間、チームメイトやクラブに慣れる時間が必要だったけど、望んだようにはいかなかったんだ。そしてそれは、次のシーズンに向けて学びになったよ」

ロケはベティスに加わった今シーズン、公式戦18試合で5ゴールと結果を残し、ポジションを確立しつつある。本人は「足を踏み入れた最初の日からここが家族のように感じだ。チャンスを掴み、ベストを尽くしたいと思っている。クラブに貢献したいんだ」と語った。

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