バルセロナは今夏に獲得したU-21スウェーデン代表FWルーニー・バルドグジ（19）をトップチームでも起用可能となった。スペイン『ムンド・デポルティボ』や『マルカ』が報じている。
今夏、コペンハーゲンからバルセロナに加入し、日本ツアーなどで活躍を見せたルーニー。だがサラリーキャップを超過し続け、そのペナルティーとして依然“1:1ルール（選手放出で余裕ができる金額と人件費に使い回せる金額が対等となること）”を適用できないバルセロナは、今夏の移籍市場最終日に同選手をBチーム登録としていた。
とはいえ、たとえBチーム所属でもルーニーがトップチームでプレーするために、ラ・リーガの承認が必要な状況は変わらず。ルーニー本人が「Bチームでプレーするならばバルサに加入することはなかった」と発言するなど、バルセロナに対する重圧は高まっていた。
しかし『ムンド・デポルティボ』や『マルカ』によれば、バルセロナはこれまでにも用いてきたクラブ首脳陣による資金保証も駆使して、ルーニーのトップチームでの起用についてラ・リーガの承認を得ている。
これによりルーニーはバルセロナの背番号28として、9月14日に行われるラ・リーガ第4節、アウェーでのバレンシア戦から出場可能となった。
