28日のラ・リーガ第11節、バルセロナはホームでのレアル・マドリー戦を1-2で落とした。チャビ・エルナンデス監督は試合後、自チームが勝利に値したことを強調している。
開始6分にMFイルカイ・ギュンドアンが先制点を決め、その後も主導権を握ってチャンスを手にしたバルセロナだが2点目を決め切れず。すると後半途中からMFエドゥアルド・・カマヴィンガ、MFルカ・モドリッチ、FWホセルを入れたマドリーに押され始め、MFジュード・ベリンガムに2点を決められてスコアをひっくり返された。
今季初黒星喫したバルセロナ。チャビ監督は試合後、スペイン『DAZN』とのインタビューで、次のように語っている。
「私たちは60分の間、試合を支配していた。しかしフットボールはこういうものなんだ。マドリーと対戦していて、2-0としなければこういったことが起こってしまう……。マドリーは2回半〜3回のチャンスで2ゴールを決めてしまうんだよ」
「バルサはプレーの効果性を欠いていた。ゲーム内容自体はプラン通りうまくいっていたと思う。私たちは勝利に値したんだ。最後は苦しむことになったが、しかし誠実に言わせてもらって、試合を物にすべきチームがどっちだったかと問われれば、それはバルサだった」
「引き分けであっても私たちには物足りない結果だった。彼らはドローでも納得している形だったが、そこでこちらにとって不運なクロスからゴールを決めた。結果は非常に悪いものだ。だがパフォーマンス自体については前に進んだと見ていいだろう」
チャビ監督は、プレーをゴールにつなげる効果性が敗因であることを繰り返している。
「彼らは25分間だけ試合を支配し、私たちを苦しめた。問題はプレーの効果性なんだ。私たちのプレーはとても良かった」
「私たちは後半開始からの15分間も良かったが、60分以降に苦しんでいる。おそらく疲労があったし、それと相手の強みもあったのだろう。鍵を握ったのは効果性だった。残念な試合だよ。私たちはもっと良い結果に値したし、彼らの勝利は不当なものだ。終盤の彼らはより効果的なプレーを見せたが、試合に勝つパフォーマンスを見せていたのはこちらの方だった」
「ポジティブに考えて、私たちはもっと良い結果に値した。しかしレアル・マドリー相手に容赦をしてしまえば、こういったことが起こるんだ。終盤のプレーは不運だった。改善すべきディテールがあったということだね」
マドリーの逆転勝利を呼び込んだベリンガムについて問われると、こう返した。
「素晴らしい選手で、今日は違いを生み出した。レアル・マドリーはプレーの効果性で違いを生み出すんだよ」
「ファンにメッセージにあるとすれば、まだ第11節で道は長いということだ。レアル・マドリーに敗れて満足できるはずがない。辛いし、心が痛いが、それでも歩き続けなくてはいけないんだ」




