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チャビ、クラシコ敗戦に…「私たちはレアル・マドリーをつかまえていた」「何もうまくいかない流れをもう変えなくては」

16日のラ・リーガ第9節、バルセロナは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を1-3で落とした。チャビ・エルナンデス監督は試合後、敗戦に肩を落として、ここから「何もうまくいかない」流れを変える必要があることを説いている。

前半にFWカリム・ベンゼマ、MFフェデ・バルベルデのゴールを決められたバルセロナは、後半に途中出場FWフェラン・トーレスが1点を返したものの、終盤にPKからFWロドリゴ・ゴエスのダメ押し弾を許してクラシコに敗れた。マドリーに勝ち点3差をつけられて、ラ・リーガの首位の座を明け渡している。

チャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。

「感触を言わせてもらえば、私たちはネガティブなダイナミズムにいる。トライしていかないといけない。私たちには自信と自尊心があり、トライしていかなくてはいけないんだ。幸運にも(この試合で失ったものは)勝ち点3だけなんだよ」

「私たちは首位を走り続けるチャンスを手にしていたが、空っぽでここを去ることになる。私たちは彼らをつかまえていた。しかしチャンスを生かさず、また彼らの守備は良かった。何もうまくいかないダイナミズムを変えなくてはいけない」

「感触的にはかなり悪い。まったく満足できない。私たちはレアル・マドリーをつかまえていたし、アンス(・ファティ)は2-2とするための明確な決定機を手にしていた。自分たちの調子がイマイチなのは理解している」

先のミッドウィークにチャンピオンズリーグ敗退が濃厚となったバルセロナだが、チームがその影響を受けていた可能性を問われたチャビ監督は、こう返答した。

「影響があったとは思えない。私たちはレアル・マドリーを彼らのペナルティーエリアに追い詰めていた。自分たちが有利な時間帯もあったが、それを生かせないとなると……。とにかくレアル・マドリーは首位に立った。私たちはこのネガティブな流れを、できるだけ早く変えなくてはいけない」

「前半は悪くなかったと思う。私たちはマドリーを支配していたし、自分たちが可能性を手にしているという感覚があった。後半は彼らの方が良かったがね。私たちにはコントゥンデンシア(確信性のあるプレー)があまりにもなかった。こういった類の試合で勝ちたいなら、メンタリティーを変えなくてはいけない。私たちはポジティブなダイナミズムにはいない。最後には自尊心を捨てたが、十分ではなかった。私たちは悪いダイナミズムにいる」

「1失点目みたいなことが起こってはならないと話していたんだ。そういうときにはファウルをしないと。マドリーは3回迎えた速攻のチャンスを生かし切った。私のチームが良い攻撃を仕掛けられていないことは心配だ。今日は素晴らしい日ではなかった。私たちは悪いダイナミズムにいるし、もう変化させなくてはいけない。もっと成熟して、もっと良い形で競争する必要がある」

「マドリーは成熟度と、競い方を知っていることで私たちに勝利した。結果が出なければ、そりゃ心配はするさ。チーム内部で反省をしたいと思う。うまくできていないことは改善しなくてはならない」

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