バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、再びレアル・マドリーについて言及している。
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は15日、メディアを対象としたクリスマスパーティーを開催。その中で「現在マドリーが最も心配しているのは、審判周りの状況だ」とし、バルセロナが2001年から2018年まで、当時の審判技術委員会(CTA)副会長エンリケス・ネグレイラ氏及びその息子が所有する会社に合計で約800万ユーロを支払っていたことで生じた審判買収疑惑“ネグレイラ事件”を引き合いに出しながら、「20年近く続いた“ネグレイラ事件”はあまりにも深刻であり、法の正義を必要としている。この事件があったせいで2部降格を強いられたクラブだって存在しただろう。フットボール史上最大のスキャンダルを、私たちがどうして忘れることができるんだ?」と発言。バルセロナと審判団の関係性に問題があると指摘していた。
これに対し、ラポルタ会長は16日のコパ・デル・レイ前に「もう何も言うことはない。彼らは深刻な“バルセロナ症候群”に陥っているんだろう。彼らは本当に心配すべきことよりも我々のことを心配しているようだね」と反応している。
そして17日、ダニ・オルモと共にタラサで行われたイベントに出席したラポルタ会長は、スピーチの最後に再びレアル・マドリーを揶揄した。『マルカ』が伝えている。
「バルセロナに喜びが戻ってきたね。だが、それに耐えられない人もいるようだ。それは個人的な好みの問題かもしれないがね。喜びが戻ってきた一方で、自分たちの欠点から目をそらすためにバルサのことばかり話さざるを得なくなった人もいる。この件については、ここではなく後で話そう。少し手に負えない状況になっていると思うからね。バルサのことに集中しなければならないんだ」
「非常にデリケートな時期もあったが、状況を好転させることができたと思う。会員の皆様に負担をかけることなく、このすべてを達成できた。その成果に満足している。秩序と組織の威信を回復することができたんだ。これは簡単なことではないと理解してほしい。我々は再び模範的な存在になったんだ」





