Rayo BarcelonaGetty Images

バルセロナ、クラブ史上ワーストとなるカンプ・ノウ3連敗…首位レアル・マドリーはあと勝ち点「1」で2季ぶり優勝が決定!

バルセロナは24日にラ・リーガ第21節延期分、本拠地カンプ・ノウでのラージョ・バジェカーノ戦に臨み、0-1で敗れた。

バルセロナのスペイン・スーパーカップ参加により延期となっていたこの対戦。チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFデスト、アラウホ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、MFフレンキー・デ・ヨング、ブスケッツ、ガビ、FWデンベレ、オーバメヤン、フェラン・トーレスを先発させている。

先制点を決めたのはラージョ。6分、右サイドのイシが送った高精度のダイアゴナル・パスからアルバロ・ガルシアが最終ラインを突破すると、巧みなトラップ、利き足とは逆の右足による巧みなシュートでもってT・シュテーゲンを破った。

いきなり失点を喫したバルセロナは、ラージョが前から仕掛けてくる激しいプレスを前にして、満足に攻撃を構築することができない(もちろん、ペドリがいないことも響いている)。だが時間が経つに連れて、ラージョが消耗していったことで徐々に押し込めるようになり、42分にガビがクロスバー直撃のシュートを放つなどゴールに迫っていった。

前半は0-1で終了。チャビ監督はハーフタイムにデストとの交代でラングレを投入する。だが迎えた後半、バルセロナはボールこそ保持するものの、その攻撃は見え透いたものに終始してまたもゴールが遠い……。チャビ監督は59分にF・デ・ヨング&F・トーレスをニコ&メンフィス、70分にエリック・ガルシア&オーバメヤンをアダマ&ルーク・デ・ヨングに代えた。

その後、猛攻を仕掛けたバルセロナだが、それでもラージョの守りを崩し切ることができない。90分近くにはペナルティーエリア内でガビが後方からカテナに倒されたが、なぜかPKが取られることはなかった。結局、試合はラージョが1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルが吹かれている。

カンプ・ノウで公式戦3連敗を喫した2位バルセロナは、首位レアル・マドリーとの勝ち点15差を縮めることができず。マドリーは次節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦を引き分け以上の結果で終えれば、2シーズンぶりの優勝を決められる。

なおバルセロナのカンプ・ノウ3連敗は、クラブ史上2度目の出来事となる。過去にはルイス・ファン・ハール監督率いるチームが1997-98シーズン、1998-99シーズンにかけて3連敗を喫しており、同一シーズンの3連敗は今回が史上初となる。

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