パリ・サンジェルマン(PSG)に逆転負けを喫したバルセロナについて、現地記者が持論を展開した。スペイン『as』が伝えた。
1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節で、PSGをホームに迎えたバルセロナ。前回王者相手に19分にフェラン・トーレスが先制ゴールを奪ったものの、前半のうちに追いつかれる展開に。すると90分に劇的な逆転弾を許し、1-2で敗れている。
ウスマン・デンベレやフヴィチャ・クヴァラツヘリアなど、多数の主力を欠いたPSGに敗れる結果となったバルセロナ。スペインのラジオ番組『El Larguero』に出演したラモン・ベサ記者は、今回の一戦について以下のように分析した。
「バルサは爆発的な攻撃力を見せたが、フィジカル面と戦術面ではスピードについていけなかった。PSGは攻撃的と言われるが、ボールを動かすスピードは非常に速く美しい。ハンジ・フリックは、ラミン・ヤマルに欠けている継続性を持つペドリをリーダーに据えようとしているのだろうと思ったよ」
その一方で、同じく『El Larguero』に出演したシケ・ロドリゲス記者は、モンジュイックのスタンドで声援を送ったサポーターに言及。「酸素が不足している時は、観客がボンベを貸してあげる以外に方法はないんだ……選手たちが観客を鼓舞する姿ばかり確認できた。その逆の面で、観客には問題があるよ」とし、スタンドからの声援が欠けているとも指摘している。
これでリーグフェーズは開幕2試合で1勝1敗となったバルセロナ。21日の第3節では、ホームでオリンピアコスと対戦する。





