Gerard Pique, Barcelona, Kylian Mbappe, PSG 2020-21Getty

PSGに1-4惨敗のバルセロナ、ピケ&グリーズマンが試合中にスラングだらけで言い争う

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16日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、ホームでのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で1-4の惨敗を喫したバルセロナだが、試合中にはDFジェラール・ピケとFWアントワーヌ・グリーズマンが激しく言い争う場面があった。

圧倒的なスコアでPSGに敗れ去ったバルセロナだが、試合中、選手たちのナーバスな感情が爆発した場面があった。それは38分、グリーズマンとDFデストがFWキリアン・ムバッペを追いかけて、PSGのCKが取られた場面だ。無観客の静寂の中で、ピケとグリーズマンのスラングだらけの口論はスタジアム中に響き渡り、マイクを通じてお茶の間にも運ばれてしまった。

以下に続く

ピケ「ふざけたポゼッションでうんざりするぜ! ちくしょう! 何とかするんだよ! クソ長いふざけたポゼッションだ!」

グリーズマン「落ち着けよジェリ(ピケ)、もう叫ぶんじゃない!」

ピケ「何なんだグリジ(グリーズマン)、ちくしょうが!」

するとグリーズマンが、「ラ・コンチャ・デ・トゥ・マドレ」と発言。これは直訳で「お前の母親の貝」を意味する侮辱語で、貝は女性器を指している。意訳では「クソ野郎」などとなり、公では間違っても口にしてはいけない言葉だ。だが、この強烈な言葉を受けてもピケが静かになることなく「ラ・コンチャ・デ・トゥ・マドレはお前だろ! 俺たちは5分もこうやって苦しんでるんだぞ!」と反論。これに対して、グリーズマンは再び「叫ぶなって!」と冷静になることを促した。

その後、両者の間にはDFクレマン・ラングレが仲裁に入り、「もういいだろ。マークにつけ。やるぞ! やるぞ! グリジは右だ」と、PSGのCKに対して備えるよう説得。しかし、少しトーンダウンしながらも、いまだ熱が冷めやらない様子のピケは「俺たちは狂ったみたいに走り回ってるんだ……」と言い、グリーズマンが「俺だって走ってるんだ」と返していた。

このピケとグリーズマンの口論から、バルセロナが思うような試合運びができていなかったことが、まざまざと浮かび上がってくる。なおPSGホームのセカンドレグは3月10日に行われるが、バルセロナが逆転突破を果たすためには、4年前のPSG戦のような奇跡に近い逆転勝利が必要となる。

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