23日のラ・リーガ第30節、本拠地カンプ・ノウでのアトレティコ・マドリー戦に1-0で勝利したバルセロナ。この試合ではMFペドリが実戦復帰を果たしている。
2月中旬のヨーロッパリーグ・プレーオフ1stレグ、マンチェスター・ユナイテッド戦で右足筋肉を負傷したペドリ。それ以降、戦列を離れていた同選手だが、アトレティコ戦で招集メンバーに含まれると、後半途中から出場を果たしている。その華麗なボール捌き、タメをつくる力は、やはりチームに落ち着きを与えられる唯一無二のものだった。
ペドリは試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のような感想を述べている。
「ピッチに戻れて、とてもうれしい。そここそ僕が喜びを感じられる場所だ。チームの勝利にも満足しているよ」
「ピッチの中だったら、僕は自分のナーバスな感情をコントロールすることができる。だって、自分自身でトライできるわけだから。芝生の上ならば闘うことが、全力を尽くすことができるんだ。反対に、ピッチの外ではできることなんて何もなく、もっと苦しむことになるんだよ」
「僕たちはこの試合を、まるで決勝のように捉えていた。長らく負けていないチームとの大切な一戦だったんだ。タイトル獲得への期待は高まるが、でもまだ8つの決勝戦が残っている」
「決勝点を決めたフェラン？ 彼は本当に努力しているけど、人々はその姿を目にしていない。彼はあのゴールに値する。本当、素晴らしい人物だからね」