バルセロナは28日にラ・リーガ第19節、敵地モンティリビでのジローナ戦に臨み、1-0の勝利を飾った。
カタルーニャ州に拠を構えるチーム同士の対戦。出場停止でレヴァンドフスキを欠くチャビ監督は、GKテア・シュテーゲン、DFクンデ、アラウホ、エリック・ガルシア、マルコス・アロンソ、MFペドリ、ブスケツ、フレンキー・デ・ヨング、FWハフィーニャ、アンス・ファティ、デンベレをスタメンで起用している。
前半、バルエロはいつものようにボールを保持して主導権を握ろうとしたが、スペースを突いたり深みを取ったりするよりも足元でボールを受ける意識が強すぎて、チャンス創出までには至らない。また25分にはデンベレが負傷でプレー続行不可能となり、代わりに温存されていたペドリがピッチに立っている。
結局、バルセロナは明確な決定機を生み出せないまま試合を折り返す。チャビ監督はハーフタイム、M・マルコスとの交代でジョルディ・アルバを投入した。
迎えた後半、バルセロナはJ・アルバもいることで、足元よりスペースにボールを出すことを意識。そして61分、そのJ・アルバのお膳立てから先制に成功する。前線でのボール奪取からガビ、アンス・ファティ、そしてJ・アルバと左、左にボールをつないでいき、18番がグラウンダーのクロス。GKガッサニーガが弾き損ねたボールを詰めていたペドリが左足で押し込んだ。リスクを冒しながらボールを後ろからつなぎ続けたジローナにとっては、それが裏目に出てしまった格好となった。
なおペドリは、このジローナ戦がバルセロナの選手として通算100試合目の出場。同クラブでの得点記録はこれで15点となり、さらに今季6点目と1シーズンの得点記録も更新した。
リードを得たバルセロナはその後、やはり勝負を決める追加点が遠く、ジローナの反撃にも遭うことに。それで虎の子の1点を守り切る形で試合終了のホイッスルを迎え、ラ・リーガ3連勝を果たしている。
首位バルセロナは勝ち点を47として、翌日に3位レアル・ソシエダとの直接対決を迎える2位レアル・マドリーに暫定で勝ち点6差をつけた。
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