バルセロナがMFフレンキー・デ・ヨング、MFペドリの負傷について、その詳細を報告している。
両選手は3日のラ・リーガ第27節、敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦(0-0)の前半に負傷交代していた。
ジャンプから着地した際に右足首を捻り、ストレッチャーに乗ってピッチから去ったF・デ・ヨングは、右足首外側靭帯の捻挫に苦しんだ。スペインメディアによれば、3〜4週間の戦線離脱となる。その一方でパスを出した直後にピッチに倒れ込み、ベンチで涙を流していたペドリは右足大腿直筋を負傷。約2ヶ月戦列から離れるとみられている。
両選手は今季の成否を決めるといっても過言ではない12日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ホームでのナポリ戦(ファーストレグは1-1)を欠場することになる。チャビ・エルナンデス監督にとっては、あまりに痛い主力2選手の離脱となった。
なおペドリはここ数シーズン、筋肉系の負傷に悩まされ続けている。3回目の負傷を強いられた今季は、ここまでに16試合を欠場。昨季は2回の怪我に苦しんで14試合を休み、2021-22シーズンに至っては今季と同じ3回の負傷で39試合を欠場している。今季はあと、シーズン終盤の数試合に出場することが目標となりそうだ(EURO2024は参加可能とみられている)。
またF・デ・ヨングは、バルセロナとの契約延長交渉の真っ最中だ。ジョアン・ラポルタ会長が地元メディアを通じて、交渉が合意に至らない場合に売却の可能性をほのめかしているだけに、今回の負傷がどういった影響を与えるかにも注目が集まる。


