Robert Lewandowski Barcelona LaLiga 2023-24@Getty

バルセロナ、クンデ&レヴァンドフスキ弾でオサスナに競り勝ち3連勝!

3日のラ・リーガ第4節、バルセロナは敵地エル・サダールでのオサスナ戦に2-1で勝利した。

開幕4連勝のレアル・マドリーを勝ち点2差(この試合開始時点では暫定5差)で追うバルセロナ。チャビ監督は2試合の出場停止から復帰したハフィーニャをベンチに置き、16歳ジャマルを再び先発で起用している。スタメンはGKテア・シュテーゲン、DFセルジ・ロベルト、クンデ、クリステンセン、バルデ、MFフレンキー・デ・ヨング、オリオル・ロメウ、ギュンドアン、FWジャマル、レヴァンドフスキ、ガビで、新加入ジョアン・フェリックス&カンセロは控えとしてベンチに座ることになった。

前半、バルセロナは序盤にこそボールを保持して攻め込んだが、全体的に足元でボールを受けるきらいが強く、遅々とした展開の攻撃はオサスナの守備を掻き乱すまでには至らない。ここ最近チームの違いを生み出してきたジャマルも徹底マークに遭い、なかなかチャンスを生み出せずにいると、徐々にアラサテ監督率いるチームの反撃を許すようになった。32分はアイマール・オロスにPA内でフリーでシュートを打たれたものの、これはテア・シュテーゲンのファインセーブで何とか難を逃れている。

苦戦するバルセロナだったが前半アディショナルタイム、セットプレーからスコアを動かすことに成功。右CKの場面、ギュンドアンのクロスからクンデが打点の高いヘディングシュートを放ち、GKアイトール・フェルナンデスの守るゴールに突き刺した。オサスナ側はクンデがジャンプする直前、左腕でマークについていたパブロ・イバニェスに体重を乗せつつ打撃を加えたことを主張したが、結局ゴールは認められている。

迎えた後半、バルセロナは観客の後押しを受けるオサスナの攻勢に遭う。チャビ監督は58分にジャマル、セルジ・ロベルトを下げてフェラン・トーレス、そしてカンセロをピッチに立たせるが大きな効果はなし。そして76分、アビラにペナルティーアーク付近からグラウンダーのシュートを沈められ、スコアをタイに戻された。苦しくなったチャビ監督は79分、O・ロメウとの交代でJ・フェリックスもデビューさせている。

苦しむバルセロナだったが81分、F・デ・ヨングの浮き球からペナルティーエリア内に侵入したレヴァンドフスキがカテナに倒されて、PKを獲得(カテナは一発退場に)。レヴィ本人がこのPKを見事決め切って、勝ち越しに成功している。

チャビ監督は91分にレヴァンドフスキとクリステンセンを下げてハフィーニャとイニゴ・マルティネス(選手登録が完了し、こちらも晴れてデビュー)を投入。その後バルセロナはボールと10人のオサスナを落ち着かせるようにプレーし、今度こそリードを維持したまま終了のホイッスルを迎えた。開幕節のヘタフェ戦をスコアレスで終え、その後3試合で全勝する同チームは、ジローナとともに首位レアル・マドリーを勝ち点2差で追っている。

なお、加入早々デビューしたJ・フェリックスは、積極的にDFラインの抜け出しを狙ったほか、ハフィーニャに絶妙なスルーパスを送る場面があった。しかし見せ場はほとんどなく、インターナショナルウィーク明けのプレーに注目が集まる。

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