バルセロナがニコ・ウィリアムズと条件面で合意に達したようだ。
アトレティック・クルブの下部組織出身で、兄イニャキとともに同クラブで活躍するウィリアムズ。18歳でファーストチームデビューを飾ると、主にチームの左ウイングで大きなインパクトを残し、2022年9月にデビューしたスペイン代表では同年のワールドカップに出場し、EURO2024で主力の1人として優勝に貢献した。
今シーズンも公式戦45試合で11得点7アシストを記録してアトレティック・クルブをトップ4フィニッシュに導いたウィリアムズに対しては、今夏の移籍市場でその去就に大きな注目が集まっている。かねてから関心を寄せるバルセロナを筆頭に、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンやイングランドのアーセナルなどが獲得に乗り出すと伝えられてきた。
そんな中、19日に移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えたところによると、バルセロナがウィリアムズと条件面で合意に至った模様。同氏は『X』で「ニコ・ウィリアムズとバルサは6年契約で合意した!700万-800万ユーロを受け取るサラリーが付帯した2031年6月までの契約で合意が成立した。バルセロナは現在、アトレティックとの取引を完了するために金銭面について取り組んでいる」と伝えた。
なお、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、アトレティック・クルブとウィリアムズが結ぶ契約には5800万ユーロ(約97億円)のバイアウト条項が付帯しており、これを行使するためには税込みで6400万ユーロ(約107億円)を支払う必要があるようだ。




