バルセロナのマーケティング部門副会長ジュリ・グイウ氏はFWリオネル・メッシの同クラブ復帰について、スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長が助け舟を出すべきとの見解を示した。
今夏にメッシを復帰させるために動き出したとされるバルセロナ。カタルーニャの『RAC1』とのインタビューに応じたグイウ氏は、メッシが実際にスペインに戻ってくるならばラ・リーガ全体の恩恵になるとして、サラリーキャップ制などのルールに厳格なテバス会長であっても協力的になるべきと説いている。
「彼もメッシの復帰には興味を持っている。あらゆる状況を想定して、彼が私たちのことを助けないとすれば、それは間抜けというものだよ」
メッシが復帰すれば、バルセロナの収入の25〜30%が同選手に関連したものになると予想されている。
「(メッシ復帰は)間違いなく良いニュースだ。今、報じられている数字を抜きにしても、本当に素晴らしいニュースになるだろう。彼は今なお世界最高の選手なのだからね」
なおテバス会長は先に「私はレオ・メッシのファンだ。彼こそが世界最高の選手だと思っているし、バルセロナが復帰させることを願っている。ただレオ・メッシを復帰させるためだからと言って、各クラブが合意して決めた財政のコントロールを変えることはできない」と、サラリーキャップ制で融通を利かすことは不可能と強調している。


