バルセロナが、パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペ獲得を目指していることを否定したようだ。
契約延長を頑なに拒み続けるエンバペの売却を決断したとされるPSG。現在は獲得を望む各クラブと接触している段階とみられるが、フランス『レキップ』はバルセロナもリモートでPSGと話し合う予定だと報じた。同紙はバルセロナが複数の選手の譲渡を提案するなどして、財政難ながらエンバペ獲得の実現性を探る考えとも伝えている。
だがスペイン『ムンド・デポルティボ』はバルセロナの重要人物を情報源として、同クラブがエンバペ獲得を否定したことを報道。カタルーニャの新聞は、次のように記している。
「アスールグラナ(青とえんじ)のクラブは、パリのクラブとキリアン・エンバペに関して交渉する意図があることを否定した」
「バルセロナは現在、どんな選手の争奪戦にも参加する意思がない。巨額の年俸が支払われている存在であれば、なおさらだ。彼が素晴らしいクオリティーを持つ選手であることは認めているものの、バルサはチームの陣容を完成させるための方法をすでに定めており、エンバペのことは考えていない」
現在エンバペに対してはレアル・マドリー、リヴァプール、チェルシー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に興味を示しており、さらにサウジアラビアのアル・ヒラルは移籍金として3億ユーロ、年俸として7億ユーロを用意しているとも報じられる


