バルセロナはリヴァプールFWルイス・ディアス(28)の獲得に全力を注ぐようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
バルセロナはFWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得に迫っていたものの、同選手から選手登録の保証を求められたことで交渉が停滞。スペイン代表FWは結局、アトレティック・クルブと2035年までとなる契約延長を結んでいる。
ニコを獲り逃した格好のバルセロナは現在、デコSD(スポーツダイレクター)が常に獲得の本命としてきたルイス・ディアスに対して「100%」焦点を合わせているようだ(ニコの獲得はジョアン・ラポルタ会長が最も望んでいたとされる)。
『ムンド・デポルティボ』曰く、ニコとの交渉が停滞したあたりから、ルイス・ディアスの関係者とバルセロナのやり取りは本格化した模様。そしてコロンビア代表FWは、選手登録ができない場合にフリーでの退団を求めたニコと異なり、無条件でバルセロナに加入する覚悟だという。
「バルセロナの関係者が『MD(ムンド・デポルティボ)』に伝えるところによれば、ルイス・ディアスの代理人はクラブが選手登録をできない場合にも、無料での放出を義務付けるような契約条件を要求していない。ダニ・オルモやジョアン・ガルシアのように、バルサが夏の市場の閉鎖前に選手登録を終えることを絶対的に信じているのだ」
「ここ数日、両者は互いに信頼を寄せながら話し合っている。バルサはウィリアムズの弟とその代理人のようなサプライズ(選手登録の保証要求)が起こる可能性を否定する」
加えて、ルイス・ディアスはバルセロナとの交渉を拒み続けるリヴァプールに対して、退団を要求する考えがあるという。だがFWディオゴ・ジョタの交通事故による急逝により、現在リヴァプールとそのサポーターは悲しみに打ちひしがれている状態であり、もう少し時間を置くことになるようだ。
なおルイス・ディアスの移籍金は8000万ユーロ程度とされている。加えて『ムンド・デポルティボ』は、DFジェレミー・フリンポン、DFミロシュ・ケルケズ、MFフロリアン・ヴィルツを獲得したリヴァプールには、選手売却の必要性があることを強調している。
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