Lionel Messi Barcelona 2020-21Getty Images

去就に揺れるメッシ、バルセロナ残留に近づく…5年契約締結で“ワン・クラブ・マン”継続へ

バルセロナのリオネル・メッシが新契約締結に近づくようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

幼少期から在籍し、2004年のファーストチームデビュー以降もバルセロナで輝きを放ち続けるメッシ。しかし、昨夏から去就に大きく揺れる同選手は、今夏に満了を迎えた契約が更新されることなく期限を迎え、現在フリーエージェントの状態に。

これを受け、カタルーニャのクラブと新たな契約を結ぶのか、キャリアで初めて他クラブで現役を続行するのか、将来に関して依然として定かではない状況が続く中、どうやら34歳のアルゼンチン代表FWは残留に近づくようだ。

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バルセロナとメッシは50%の減俸を受け入れることで合意に達し、詳細を詰めた後、数週間以内に新契約締結を正式に発表できる模様。過去5年間で総額5億5500万ユーロ(約720億円)を受け取る契約は、ラ・リーガが導入したサラリーキャップの影響で認められず、大幅なサラリーカットに加え、他選手の売却による人件費削減を断行しなければ同選手をメンバーに登録できない可能性もあった。

なお、フリーになったメッシに対しては、パリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・シティ、インテルが興味を持つと報じられており、アルゼンチンの地元クラブ、ニューウェルズ・オールド・ボーイズ、アメリカのメジャーリーグ・サッカー勢も関心を寄せていた。

実際にPSGを含む複数のオファーがあったようだが、34歳の同選手は“ワン・クラブ・マン”としてキャリアを続けることを選択したようで、39歳となる2026年夏までの新契約をバルセロナと結ぶことになりそうだ。

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