13日のラ・リーガ第28節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのオサスナ戦に4-0で勝利した。
ミッドウィークのヨーロッパリーグでガラタサライと0-0で引き分け、公式戦の連勝が4でストップしたバルセロナ。チャビ監督はこのオサスナとの一戦で、GKテア・シュテーゲン、DFダニエウ・アウベス、ピケ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、MFペドリ、ブスケツ、ガビ、FWデンベレ、オーバメヤン、フェラン・トーレスを先発で起用している。
試合はおそらくバルセロナにとって、今季最も快適なものとなった。先制点を得たのは、14分のこと。ブスケッツのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入したガビがナチョ・ビダルに倒されてPKを獲得すると、キッカーのF・トーレスが冷静にシュートを決め切った。
先制したバルセロナは、ここからデンベレが2ゴールを導く。まず21分、フランス人MFが左足で出した対角線上のスルーパスがペナルティーエリア内左のF・トーレスに通り、この背番号19が2点目を記録。さらにその6分後には、デンベレが左足で上げた高精度クロスにオーバメヤンが滑り込ながら合わせて、ラ・リーガ得点数を6試合5得点に伸ばしている。
3-0で試合を折り返したバルセロナ。55分にはバルセロナ通算600試合出場を果たしたピケがネットを揺らしたものの、こレはオフサイドの判定で自ら節目を祝うことは叶わず。チャビ監督は62分にそのピケをラングレ、73分にオーバメヤン、ペドリをメンフィス、リキ・プッチに代えた。
すると75分、バルセロナ内で厳しい立場にいる一人、リキ・プッチが今季初得点、トップチーム通算2点目を決める。今年22歳となったラ・マシアの宝石は、デンベレの横パスから右足で強烈ミドルシュートを放ち、GKセルヒオ・エレーラが弾いたボールを自ら拾って枠内に押し込んだ。
4点差としたバルセロナはF・トーレス、J・アルバをブライトバイテ、ミンゲサに代え、落ち着いたプレーを見せて無失点のまま終了のホイッスルを迎えた。ラ・リーガ4連勝のバルセロナだが、その4試合のスコアはバレンシア戦(4-1)、アスレティック・ビルバオ戦(4-0)、エルチェ戦(2-1)、そしてオサスナ戦(4-0)と、14得点という強烈な攻撃力を披露している。
バルセロナは勝ち点を51としてアトレティコと並び、当該対決の差で上回って3位に浮上している。




