23日のラ・リーガ第22節、バルセロナは敵地メンディソロサでのアラベス戦に臨み、1-0の勝利を果たした。
スーペルコパに続きコパ・デル・レイでも敗退して、さらにデンベレ招集外問題とアンス・ファティ再負傷など、ネガティブな話題に事欠かないバルセロナ。チャビ監督はこのメンディリバル監督率いるアラベスとの一戦で、GKテア・シュテーゲン、DFデスト、ピケ、アラウホ、ジョルディ・アルバ、MFフレンキー・デ・ヨング、ブスケツ、ペドリ、FWフェラン・トーレス、ルーク・デ・ヨング、アブデをスタメンとして起用している。
ボールを保持して試合を進めたのはバルセロナだったが、そのプレーはチャビ監督就任後最も味気ないものに。創造性やアグレッシブさを欠いたボール保持はアラベスの守備をほとんど脅かすことなく、ただただ時間だけを消費していった。何かが起こりそうなのはセットプレーのみで、結局スコアレスのまま試合を折り返している。
後半になってもバルセロナの低調なパフォーマンスは変わらず。打開を図りたいチャビ監督は71分にアブデとの交代でニコを投入。だが、その後も状況に変化はなく攻めあぐね続け、アラベスの攻勢にさらされる時間もあった。チャビ監督は84分にL・デ・ヨングをジュグラと交代した。
そして87分、バルセロナが待望の先制点を記録した。J・アルバの浮き球からF・トーレスが最終ラインを突破。ペナルティーエリア内右に入り込んでボールを折り返すと、これをフレンキー・デ・ヨングが押し込んだ。ようやくリードを得たチャビ監督は、90分にペドリを下げてラングレをピッチに立たせる。フランス人DFを左サイドバック、そこに位置していたいJ・アルバを1列上げることで守備を強化して、1点差のまま試合終了のホイッスルを聞いている。
2試合ぶり勝利のバルセロナは5位に位置し、4位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差は1となっている。
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