9日のラ・リーガ第12節、バルセロナは敵地バライドスでのセルタ戦を4-2で制した。
ミッドウィークのクラブ・ブルッヘ戦では、もはや弱点となっているハイラインを幾度も破られて、3-3ドローで試合を終えたバルセロナ。負傷者続出もあって、調子に乗り切れない状況が続く中、ここ10戦を2勝4分け4敗で終えている鬼門バライドスでの一戦に臨んだ。
テア・シュテーゲン、ジョアン・ガルシア、ハフィーニャ、ガビ、ぺドリのほか、試合直前にはカサドも負傷……フリック監督はGKシュチェスニー、DFエリック・ガルシア、アラウホ、クバルシ、バルデ、MFダニ・オルモ、フレンキー・デ・ヨング、フェルミン、FWヤマル、レヴァンドフスキ、ラッシュフォードをスタメンとして、4-3-3システムを採用している。
いつも通りDFラインを高く設定し、ボールを保持して相手陣地で試合を進めるバルセロナは、9分に先制点を記録する。フェルミンのシュートをマルコス・アロンソが手で弾いてしまいPKの判定に。キッカーのレヴァンドフスキが冷静に、枠の右にシュートを沈めた。
幸先よくスコアを先に動かしたバルセロナだが、やはり今回もハイラインの裏を狙われて失点する。セルタは11分、ボルハ・イグレシアスのスルーパスからカレイラがDFラインを突破。背番号5はそのままペナルティーエリア内に侵入し、右足で対角線上にシュートを放ち、ネットを揺らした。
同点に追いつかれたバルセロナだが、37分に勝ち越し弾を獲得。右サイドのラッシュフォードがペナルティーエリア内にクロスを送ると、レヴァンドフスキが巧みにDFラインを突破。GKラドゥの眼前で、右足でボールに合わせてネットを揺らした。
だがセルタも食い下がる。43分、右サイドのジュグラがハイラインを突破。ペナルティーエリア手前にボールを折り返すと、ボルハ・イグレシアスがタイミングを合わせて右足を強振。強烈な勢いのボールが枠内上に突き刺さっている。
点を決めても点を決めても、ハイラインを攻略されて追いつかれるバルセロナ。それでも前半アディショナルタイム3分に三度リードを得た。左サイドのラッシュフォードが縦に抜けてグラウンダーのクロスを送る。ボールはモリバが少し触れてコースが変わりファーサイドへ。そこに飛び込んだヤマルが右足ダイレクトでシュートを放ち、ニアサイドを破っている。ヤマルは今季ラ・リーガ4得点目。
1点リードで試合を折り返したバルセロナは、F・デ・ヨングを中心にして、より慎重にパスを回しながらゲームを支配。そして73分、勝負の行方を決める4点目を決めた。ラッシュフォードの左CKにニアサイドのレヴァンドフスキが頭で合わせ、ボールを枠内右に流し込んでいる。ハットトリックのレヴァンドフスキは今季ラ・リーガ得点数を7に伸ばした。またラッシュフォードも3ゴールを導くなど活躍を見せている。
ようやくリードを広げたバルセロナは、終盤にセルタの猛攻に苦しみ、94分にはフレンキー・デ・ヨングがイアゴ・アスパスを倒して2枚目のイエローカードで退場に。それでも失点は許すことなく、2点差のまま試合終了のホイッスルを聞いている。連勝のバルセロナは勝ち点を28として、同日にラージョ・バジェカーノと引き分けた首位レアル・マドリーとの差を3まで縮めた。




