Luuk De JongGetty Images

レバンテ戦で劇的決勝弾決めたL・デ・ヨング、得意のヘディングでバルセロナに勝ち点8もたらす…96分毎に1ゴール記録

10日のラ・リーガ第31節、バルセロナは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に3-2で勝利した。この試合の決勝点を記録したFWルーク・デ・ヨングは、そのゴールでここまでバルセロナに勝ち点8をもたらしている。

冬の移籍市場でFWピエール=エメリク・オーバメヤンも加入して、さらに出場機会が限られることになったL・デ・ヨングだが、それでもチームを救う活躍を見せ続けている。この試合では84分からピッチに立ち、92分にDFジョルディ・アルバのクロスから得意のヘディングシュートを決め切り、バルセロナに勝ち点3を与えた。

L・デ・ヨングは今季ラ・リーガで576分間出場して6得点を記録。96分毎に1点決めている計算となる。そして、すべてヘディングで決めたその内4得点は勝ち点獲得に直結している。2022年初ゴールとなるマジョルカ戦(1-0)、次にグラナダ戦(1-1)、それからエスパニョール戦(2-2)、そして今回のレバンテ戦で、チームに勝利をもたらすか敗戦を回避させた。オランダ代表FWのこうした貢献もあり、現在バルセロナはラ・リーガで2位につけている。

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ロナルド・クーマン前監督がアトレティコ・マドリーに復帰したFWアントワーヌ・グリーズマンの代役として熱望し、セビージャからのレンタルで加わったL・デ・ヨング。同指揮官からチームを引き継いだチャビ監督は、出場機会が少なくとともプロフェッショナルとして仕事に取り組み、そして結果を出しているL・デ・ヨングを絶賛しており、レバンテ戦後には「ルークは脇役などではないし、私たちに多くの勝ち点を与えてくれている。全員にとってのお手本だ」と語っている。

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