Luuk De JongGetty Images

執念のチャビ・バルセロナ、92分のL・デ・ヨング弾でレバンテに3-2勝利!ラ・リーガ7連勝で2位の座をキープ

バルセロナは10日にラ・リーガ第31節、敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に3-2で勝利した。

前節セビージャ戦(1-0)の勝利で、2位の座を自分たち次第としたバルセロナ。しかし、その試合も次のフランクフルト戦(1-1ドロー)もパフォーマンス自体は低調気味で、ここいらで調子を上げていきたいところだ。チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFダニエウ・アウベス、アラウホ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、MFニコ、ブスケツ、フレンキー・デ・ヨング、FWデンベレ、オーバメヤン、フェラン・トーレスを先発させている。

前半、バルセロナは5バックのレバンテを前にチャンスをつくることができない。一番惜しかったのは21分の場面で、T・シュテーゲンのフィードから最終ラインを突破したF・トーレスがシュートまで持ち込んだものの、これはGKカルデナスのセーブに遭った。また26分にはレバンテの真のワールドクラス、コマンダンテ(司令官)・モラレスの単独突破を許したが、このシュートはT・シュテーゲンが弾き、枠内へ向かったこぼれ球はE・ガルシアが何とかクリアしている。

スコアレスで迎えた後半、バルセロナは51分にD・アウベスがソンにひじ打ちを食らわせたとしてPKを献上(バルセロナは今季初のPK献上)。これをモラレスに決め切られて、レバンテの先制を許した。さらに55分にはロジャーのシュートをE・ガルシアが腕で止めたとして再びPK判定となったが、ロジャー本人が蹴ったボールはT・シュテーゲンが跳ね返している。

何とか1点ビハインドをキープしたチャビ監督は、直後に交代カードを切りF・デ・ヨング、ニコの両インサイドハーフを下げて温存していたガビ、ペドリを投入する。すると59分、右サイドのデンベレの左足クロスからオーバメヤンがヘディングシュートを決め切り、同点に追いつくことに成功。さらに63分にはドリブルでペナルティーエリア内右に侵入したガビの折り返しからペドリが右足のシュートでネットを揺らし、逆転を果たしている。

リードを得たバルセロナ。だが82分には、D・アウベスとの交代でピッチに立ったラングレがペナルティーエリア内でダニ・ゴメスを倒したとして、この試合、いや、今季3度目のPKを献上……。これを途中出場ゴンサロ・メレロに決め切られて、スコアはタイに戻った。

厳しい状況に立たされたバルセロナだったが、後半アディショナルタイム2分、あの男が再びチームを救った。そう、ルーク・デ・ヨングである。84分にオーバメヤンとの交代で出場していたオランダ代表FWは、J・アルバのクロスからまたも得意のヘディングシュートを枠内に沈めた。バルセロナはこの1点リードを今度こそ、最後まで維持してラ・リーガ7連勝を達成。セビージャと勝ち点60で並び、当該対決の差で2位の座をキープしている。

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