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バルセロナ大失速!ラス・パルマスに敗れてラ・リーガ3試合勝利なし…2戦未消化のレアル・マドリーが首位浮上のチャンスを手に

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30日のラ・リーガ第15節、バルセロナはホームでのラス・パルマス戦を1-2で落とした。

第13節レアル・ソシエダ戦(0-1)、第14節セルタ戦(2-2)と2試合連続で勝ち星を逃し、CLブレスト戦(3-0)で3試合ぶりに勝利を取り戻したバルセロナ。1試合未消化の2位レアル・マドリーが勝ち点4差で迫る中、ラ・リーガでも3試合ぶりに勝ち点3を手にしたいところだ。

カサドを出場停止で欠くバルセロナは、3試合を負傷で欠場したヤマルが復帰したものの、フリック監督はベンチスタートに。GKペーニャ、DFクンデ、クバルシ、イニゴ、バルデ、MF後列ガビ、ペドリ、前列ハフィーニャ、フェルミン、パブロ・トーレス、FWレヴァンドフスキをスタメンとしている。

試合はバルセロナがボールを保持して、ラス・パルマスが堅守速攻で応戦する展開。ディエゴ・マルティネス率いるラス・パルマスのカウンターは切れ味鋭く、バルセロナはクバルシ、とりわけイニゴ・マルティネスの好守によって失点の危機を回避していった。また26分にはサンドロと衝突したバルデがプレー続行不可能となり、フリック監督は代わりにジェラールをピッチに立たせている。

想像されていたよりもラス・パルマスと拮抗した試合を演じるバルセロナは、前半終了間際に立て続けに決定機を迎える。45分、ペドリがグラウンダーのシュートでゴールをうかがうが、これはGKシレッセンがセーブ。またアディショナルタイム2分には、ガビのスルーパスからハフィーニャがペンルティーエリア内に侵入したが、シュートはクロスバーに直撃している。前半はスコアレスのまま終了した。

フリック監督はハーフタイムにパブロ・トーレを下げてヤマルを投入。攻勢を強めようとしたが、後半立ち上がりに失点を喫する。ラス・パルマスは49分、後方から少ないタッチ数の見事な連係で前へ前へとボールをつないでいき、ペナルティーエリア内右のサンドロが冷静なシュートでネットを揺らした。

ビハインドを負ったフリック監督は57分に一気に3枚の交代カードを切り、クンデ、フェルミン、ガビを下げてフェラン、フレンキー・デ・ヨング、フォルトを投入。そこからラス・パルマスを押し込むと、61分にスコアをタイに戻した。ペナルティーエリア手前で、ペドリの相手MF2枚を破る縦パスを受けたハフィーニャが、すぐさま反転して中央にスライドしながら左足のシュート。地を這うボールが枠内右に収まっている。ハフィーニャは今季20試合14得点8アシスト。

同点に追いついたバルセロナはそのまま畳み掛けたいところだったが、逆に61分に失点……。ラス・パルマスはファビオ・シルバがマークにつくフォルトと距離を取るようなトラップ、ドリブルからそのままペナルティーエリア内に入り込み、巧みな左足のシュートでペーニャを破った。

窮地のバルセロナは70分、ハフィーニャがペナルティーエリア手前の直接フリーキックからゴールをうかがうも、枠を捉えたシュートはシレッセンに片手でセーブされる。終盤、ヤマルらが奮闘して猛攻を仕掛けるものの、結局逆転はおろか同点に追いつくことすらかなわず、試合終了のホイッスルを聞くことになった。

ラ・リーガで3試合勝利なしの首位バルセロナは勝ち点を34から伸ばせず。勝ち点4差の2位レアル・マドリーは翌日にヘタフェ戦に臨むほか、第12節バレンシア戦未消化で、その2試合に勝利すれば首位に浮上することができる。

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