バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、チャビ・エルナンデス監督率いるチームがラ・リーガ優勝を果たすことに期待を寄せている。
チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージで敗退したバルセロナだが、ラ・リーガは好調だ。第14節オサスナ戦ではFWロベルト・レヴァンドフスkが退場して数的不利となったにもかかわらず、2-1の逆転勝利を果たして首位を維持。12勝1分け1敗の勝ち点37でワールドカップの中断期間を迎えた。
スペイン『スポルト』とのインタビューに応じたラポルタ会長は、チームの現状について次のように語っている。
「パンプローナ(オサスナ戦)で選手たちは王者となる素質を示した。彼らには逆境を乗り越える意志の強さがあり、今季のリーグ戦を勝ち取ることを望んでいる。「(CL敗退は)確かに厳しいものがった。しかし繰り返すが、目標はラ・リーガ優勝であり、私たちは良い道進んでいるよ」
またチャビ・エルナンデス監督について、信頼は一切揺らいでいないようだ。
「私たちは彼がこのクラブにいることを誇り高く感じている。彼はこのクラブのことをよく知っており、一体どういったタイミングで監督に就任したのかも理解していた」
その一方でラポルタ会長は、CL敗退によって収入が減り、冬の移籍市場での補強が難しくなったことを告白した。
「冬の移籍市場で選手を獲得するとしたら、今、自分たち持っているものを改善するための補強となるだろう。私たちはCL敗退で財政的な問題をを抱えている。ラ・リーガからは補強するための余裕が少なくなったと、すでに警告を受けているんだ」


