barcelona-frenkie-de-jong(C)Getty Images

バルセロナMF、ラ・リーガ国外開催に反発「クラブの立場は理解するが、受け入れるつもりはない」

バルセロナMFフレンキー・デ・ヨングは、ラ・リーガの国外開催について持論を展開した。『Voetbal』が伝えている。

現地で大きな話題となっている欧州リーグ戦の国外開催案。先日UEFA(欧州サッカー連盟)は“例外的”としつつも、12月21日に予定されるラ・リーガのビジャレアルvsバルセロナ(アメリカ)、来年2月8日に予定されるセリエAのミランvsコモ(オーストラリア)の2試合について、国外で開催することを承認していた。

これまで、欧州リーグ戦の国外開催案は選手や監督、そして現地サポーターから強烈な反発が続いていた。そしてスペイン『as』によると、AFEなどラ・リーガクラブのキャプテンたちもこれに異議を唱えており、経営陣との直接協議を求めているという。

そうした中、デ・ヨングは「(マイアミでの試合開催は)好ましくないし、この決定にも賛同はできない。リーグにとって不公平だ。選手たちにも良いことじゃない。試合スケジュールや過度な長距離での飛行機移動について、いつも不満を言っているしね」と今回の決定を批判。以下のように続けている。

「各クラブにとっては、これはブランドを世界的に拡大するチャンスだろう。それがすべてのはずだ。立場は理解できるけど、受け入れるつもりはないし、共感もできない。クラブは報酬を受け取ることになるが、マイアミでリーグ戦を行うことには賛成できない。他のクラブが賛成していないのも理解している」

また、元バルセロナ指揮官であり現在オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督も「全く意味がわからない。馬鹿げているね。デ・ヨングがうまく説明している。不公平だ」と語った。

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