バルセロナのハンジ・フリック監督は、ヴィッセル神戸戦を振り返った。『as』が伝えている。
昨季はラ・リーガ優勝に加えてコパ・デル・レイ優勝を達成したバルセロナ。今夏にはGKジョアン・ガルシアやFWマーカス・ラッシュフォードといった即戦力を獲得してチームを強化し、紆余曲折あったが来日。27日にはノエビアスタジアムで神戸と対戦し、3-1の勝利を飾っている。
この試合では新加入FWルーニー・バルジとラ・マシア出身の17歳ペドロ・フェルナンデスがゴールを奪い、さらに今夏チームに加わったGKジョアン・ガルシアとFWマーカス・ラッシュフォードもデビューを飾るなど、新選手が活躍を見せていた。フリック監督も好印象を持っている。
「昨年同様、ラ・マシアの選手が多くいる。ドロとホフレ(トーレス)は素晴らしいプレーだった。全員が45分間プレーすることが目標だが、ラッシュフォードはまだあまりボールを使った練習ができていない。ジェラール・マルティンも、ケガから少しの時間プレーしてもらいたかった」
また、試合について「素晴らしかったね。最初はうまくいくかわからなかったが、30分間は非常に良かったと思う。だがその後いくつかミスを犯し、コントロールを失ってしまったね。後半は素晴らしかったと思う。日本の皆さんの温かい歓迎に感謝したい。本当に嬉しいよ。素晴らしい哲学を持った素晴らしい相手と対戦することができた」とし、感謝も述べている。
さらに、一時はキャンセルになるなど紆余曲折経た今回の来日について「コーチ陣と夕食に行く前に知らされたんだ。驚いたが、クラブの決定だ。最終的には正しい方向に進み、ここでプレーできたね」と振り返っている。


