2日のラ・リーガ第33節、バルセロナは本拠地Spotifyカンプ・ノウでのオサスナ戦を1-0で制した。
あと勝ち点11、つまりは3勝1分け以上の成績で無条件でラ・リーガ優勝を決められるバルセロナ。チャビ監督はGK テア・シュテーゲン、DFクンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデ、MFブスケツ、デ・ヨング、ペドリ、FWハフィーニャ、レヴァンドフスキ、ガビを先発で起用している。
週末にコパ・デル・レイ決勝レアル・マドリー戦を控えるオサスナは、下部組織の3選手を起用するなどやはり同試合を見据えたメンバー構成。バルセロナはそんなアラサテ監督のチームを相手にボールを保持して攻め続けるが、彼らの5-3-2の守備ブロックは堅牢そのもので、なかなかチャンスを生み出すことができない。
26分、DFラインを抜け出しそうとしたペドリをぺランドが倒して、主審はレッドカードを提示。これで数的優位に立ったバルセロナだったが、その後もオサスナの堅守を崩すことができない。また35分にはガビが負傷したことで、チャビ監督は代わりにアンス・ファティをピッチに立たせている。
試合はスコアレスのまま後半に突入。チャビ監督は52分に2〜3枚目の交代カードを切り、クリステンセンとハフィーニャを下げてエリック・ガルシアとデンベレをピッチに立たせる。だが、その後もアンス・ファティやデンベレらがシュートをチャンスを物にできず、カンプ・ノウに集まった7万6000人のサポーターを満足させることはできない。
チャビ監督は75分にバルデとブスケツも下げてフェラン、ジョルディ・アルバもピッチに立たせる。すると85分、J・アルバが期待に応えた。ペナルティーエリア内右のレヴァンドフスキが中央に浮き球を出し、デ・ヨングがヘディングでさらに左へ送る。そこに位置していたJ・アルバが、かするようなミートの左足のシュートで、ニアサイドを破った。
バルセロナは終盤に手にしたこのリードを最後まで維持して、今季11回目の1-0勝利。優勝まであと勝ち点5に迫っている。
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