バルセロナの今夏の補強第1号は、どうやらアスレティック・ビルバオDFイニゴ・マルティネスになりそうだ。スペイン『マルカ』及び『スポルト』が報じている。
バルセロナは昨夏もI・マルティネスを求めたが、その際は契約解除金を支払えず断念。しかしアスレティックとI・マルティネスの契約が切れる今夏、選手と2年契約を結ぶことで合意したという。
ただし、この32歳DFを選手として登録するためには、まだクリアすべきハードルが残っているようだ。バルセロナは現在、スペインプロリーグ機構ラ・リーガに提出した“持続可能な財政プラン”が承認されるのを待っている状況で、もし認められなければ今後の補強及び選手登録について厳しい制限を課されたままとなる。なお、クラブは承認されることに大きな自信を持っているとのこと(非公式ながら、すでに承認を受けているとの報道もある)。
ラ・リーガは今週中にもバルセロナに返答をすることになるが、もしプランが承認されなければ、MFセルヒオ・ブスケツの代役獲得を優先している状況で、I・マルティネスの選手登録を行わない可能性がある模様。I・マルティネス本人は、そのことを承諾しているようだ。
もしバルセロナがラ・リーガから“持続可能な財政プラン”についてノーを突きつけられた場合、I・マルティネスは新たな移籍先を探すことになるが、『マルカ』によればバルセロナは自クラブで支払う予定だった年俸を埋め合わせることで選手本人と合意している様子。その一方で『スポルト』は、バルセロナからのレンタルで他クラブに移籍する可能性が高いとの見解を示している。


